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DIARY

一橋大学ラグビー部日記

岩淵組FWリーダーの宮川遼太です

投稿日時:2017/11/24(金) 21:57

たまよせからご紹介に預かりました宮川です。過去2回部日記を書かせていただきましたが、1回目は先輩MGに、2回目は某大学ラグビー部の友人に、いずれも文章がまじめすぎるとの指摘を受けました。なので今回もつまらない文章になると思いますが、ご容赦ください。



 



そんなことはさておき、たまよせ君も言っていた通り、2014年3月11日の合格発表の日に初めて彼に会い、こんな奴が同期になるのかと感慨深く思ったのをよく覚えています。その日が、一橋大学ラグビー部の入部を決意した日でもあり、それから濃密な日々を過ごしてきました。



 



レギュラーの座を勝ち取りたかったけど、結果的にリザーブ止まりだった1年目。その悔しさを晴らすべく臨んだNZ留学。赤黒のジャージを着ることの重みを知った2年目。この代なら絶対に入れ替え戦に行けると信じるも、目的を果たすことができず、勝負の厳しさを知った3年目。そして副将としてチーム運営に携わった今年。



 



思い返せば、1~3年目までは自分がいかにスタメンを勝ち取るか、いかに自分の強みを見つけられるか、自分のことで手一杯でした。他人の良いプレーがあっても、素直に喜ぶというより、悔しさを覚えるようなプレーヤーでした。その負けん気は間違いなく僕を成長させてくれましたし、それを後悔していません。特に1年生の時には、バックローの先輩方1人1人を分析し、自分がどのような形でポジション争いに食い込むかを日々考えてました。その過程や結果導き出した答えは今でも生きています。プレーヤーとして成長しなければいけないという危機感がなければ、自分はここまで来れなかったでしょう。



 



しかし、こうした考えは今年大きく変えさせられました。今年からFWリーダーとしてチーム運営に携わるなかで、まずプレーでチームを引っ張ろうと思い、シーズンに臨みました。しかし思うようなパフォーマンスもでず、挙げ句の果てには怪我で離脱してしまう時期もありました。情けない限りですね。その一方で、同期・後輩たちのプレーに勇気付けられ、みんなのプレーの成長ぶりに喜ぶ自分もいました。自分が出ていない中でひたすら後輩がタックルしてた國學院戦は忘れられません。この試合に限らず、様々な試合でみんなは身体を張り、凄まじい成長ぶりを見せつけてくれました。僕はそうしたみんなの成長ぶりを誇りに思います。過去の自分であったら考えられないことですが、こうした変化もありました。



 



ざっとこれまでを振り返ったところで、ラグビー部で学んだレッスンを1つご紹介します。



 



ラグビーをするうえで、1番大切なものは何でしょうか。ハンドリングでしょうか、コンタクトでしょうか、ランでしょうか、はたまたセットプレーでしょうか。



 



あくまで個人的な見解ですが、ラグビーで1番大切なものは、プレーではなく、メンタル、気持ちだの部分だと改めて思います。そのメンタルも、「トイメンをぶっ倒す」という類いのものでなく、「仲間のために頑張る」という類のものです。みんなのために身体をはる。グラウンドに立てない人達のためにも身体を張る。ラグビーに関するフレーズとして有名な ’’one for all, all for one ‘’の精神です。口で言うのは簡単ですが、いざそれを体現しようとするとなかなか難しい。中学、高校までの自分はそれを理解できずにいました。



 



しかし、大学に入って、特に赤黒のジャージを着させていただくようになってから、その精神を理解できるようになりました。2年生の時に、当時のFWリーダーであったしょうまさんの代わりにプレーしてたので、しょうまさんのためにプレーしようと思っていたことがキッカケでした。他人のためにという思いで試合に臨むと、不思議なことに、自分のプレーが、100%から120%になるのです。福山組の明学戦然り、田口組の立教戦然り、岩淵組の明学戦然り、他人のためにプレーしようと強く思った試合ほど、自分のプレーが研ぎ澄まされていくのを感じました。そうして初めてこの精神を深く理解できました。自分のためだけでなく、他人のためにプレーすることの尊さ、重要性を身をもって知りました。後から気づいたのですが、それを理解させるための、お互いをリスペクトし合う文化が一橋にはあります。そしてそれを作り上げてきたOB、OGの皆様には敬服します。



 



書いてて自分でも訳が分からなくなってきましたが、要するに、僕は自分のためではなく、自分を支えてくださった方々や仲間にひたすらに感謝して、その感謝の念を背負って明日の武蔵戦に臨まなければいけないということです。そして、ここで皆さんに感謝の言葉を述べさせていただきます。



 



まず家族。ラグビーを10年間自由にやらせてくれてありがとう。そこまで大きな怪我をすることなくここまで来れたのも、家族のサポートのおかげです。これからもよろしく!OB、OGの皆さま、部活ができる環境を整えてくださり、そして試合では多大なるご声援をいただき、ありがとうございます。トレーナーの皆さま、いつも部員のケアをしてくださり、感謝しております。近所のラグビーが上手いお兄さん方、グラウンドの内外で大変お世話になりました。竹内さん。竹内さんの筋トレのおかげで、17kg体重が増えました。プレーの幅が広がり、感謝してます。近藤さん、善太さん、泉さん。至らぬ副将だったと思いますが、ご指導いただき、勉強させていただきました。ありがとうございます。稲野さん、ノリさん、田口さんの代のFWの先輩方。先輩方のプレーの高さにいい意味でショックを受けたことが僕の大学ラグビーの原点です。五年生の先輩方、こんな自分達に力を貸してくださり、ありがとうございました。後輩のみんな、頼りない副将だったと思いますが、ついてきてくれてありがとう。みんなの身体を張る姿には勇気付けられました。高校時代の先輩の言葉ですが、FWはファミリーなので、特に後輩FWは団結して強くなっていってください。そして同期。とにかくありがとう。これに尽きます。



 



やはり、まとまらない文章となってしまいましたね。感傷に浸りすぎると明日のプレーに影響が出るかも分からないので、そろそろ武蔵戦に集中し、ここでバトンタッチさせていただきます。最後は、3週間に渡るNZ留学を共に乗り越えた戦友でもある、頼れる主将岩淵、お願いします。君のもとで副将を任され、幸せな1年間を過ごすことができました。ありがとう。



 

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