大きくする 標準 小さくする
OBからのメッセージ

 

新日鐵住金株式会社

代表取締役社長

一橋大学ラグビー部OB会長  

進藤 孝生

(昭和48年卒)

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。皆さんに、男子の方は選手として、女子の方はマネージャーとして、一橋大学ラグビー部に入部して頂き、ラグビーが最も大切にする「チームワーク」を習得し、体力・気力・知力・のバランスのとれた有為の人材に成長することを期待しております。

 私がラグビーを始めるきっかけとなった「自由と規律~イギリスの学校生活」(岩波新書)で著者の池田潔は、「イギリスの選良はパブリックスクールで子弟にラグビー等の団体競技を課す。個人の利益や肉体の苦痛を犠牲にしてチームの利益に貢献することを教える。リーダーの資質のある者が主将の役割を与えられる一方で、その才に恵まれぬ者は自らの資質を認識し、最適と信ずるポジションに甘んじて全体に奉仕することを学ぶ。」という主旨のことを言っています。この訓練の中から、「役割は違っても各人の受ける名誉は皆等しい(Honor is equal)」というチームワークの真髄を表す思想が生まれます。

 皆さんは大学卒業後、実社会に出て色々な仕事に従事することになりますが、この世の中に一人でできる仕事などありません。個人業主だろうが自由業だろうが多かれ少なかれ皆何らかの組織に属して仕事をしていきます。社会とはそういうものだからです。皆さんは必ずその組織のある時はリーダーとして、あるときはフォロワーとして誠実に自分の役割・責任を果たし、下位者を統率しながら組織に貢献していかなければなりません。

 その時に生きてくるのがラグビーでのチームワークの経験です。One for all, All for one. For side, No side.(味方のために戦い、ルールを守り、試合が終われば敵味方関係なし)Gentlemanship, Fair Play等のラグビーの格言を理解し、「リーダーとしての責任・覚悟と、フォロワーとしての態度・貢献の仕方」をぜひ体験して身に付けていただきたいと思います。

 一橋大学ラグビー部は1922年創部、関東の大学では慶応・早稲田・東大に次ぐ4番目に古いラグビー部で94年の長い歴史を誇ります。500名に及ぶOBの寄付によりできた人工芝の安全なグラウンドで、勝利を目指す厳しい努力の中で、「リーダーシップとチームワーク」を体験的に会得し、これからの社会を担う人材に成長して下さい。

 

 


  

監督

三井不動産株式会社

近藤 吉泰

(平成12年卒)

4年間の大学生活、それは自由でさまざまな可能性が拓けた時間です。皆さんは勉学・友人・サークル・バイト・留学等あらゆることを通じ、何を得るでしょうか。

大学時代の過し方にもちろん正解はなく、それぞれが自らの責任において時間を過ごし社会に出ていくことになります。

4年間の中で得られることは様々ですが、私は、何年、何十年と自身の中に生き続ける自分の人生の軸となるものを築くこと、またそれにつながる経験をすることこそ、意義深い4年間の過ごし方の一つだと考えます。

仲間、先輩、後輩など生涯に通じるかけがえのない人間関係。それは共に一つの物事に真剣に取り組む体験の中でこそ築けるものと信じています。また、当ラグビー部の特徴である学生自治による組織運営の中で、勝利を目指す過程において得られるものは計り知れません。戦略構築、実践、フィードバック、再構築、というフィールドワークを通じた経験、機能的な組織運営のための各自のリーダーシップ、フォローワーシップ、自身の役割に対する責任感などは、社会で活躍するための必要な人間力の一環として皆さんの財産となるでしょう。

もちろん、ラグビーだけが自己を成長させるものではありません。大学時代には、何でも成し遂げられるだけの時間、機会が与えられます。歴代、当部員は、勉学、遊びはもちろん、ラグビー以外の様々なことに、貪欲にチャレンジしてきました。何をせずとも、時間は同様に流れます。その一方で、何かに熱く打ち込める人間であれば、それ以外のことも実現できるはずです。是非、一度グラウンドで当ラグビー部を直に感じてください。チャレンジする皆さんには最高の環境、最高の仲間、最高のサポートが待っています。勝利を目指して、熱く強くコミットする充実感を一人でも多くの人に体験してもらいたいと思っています。

 

 

 

 


 


元一橋大学学長

杉山 武彦

(昭和43年卒)

新入生の皆さん、入学おめでとう。いよいよこれから皆さんの大学生活が始まる。学生生活の二本の柱は勉学と課外活動だが、そのいずれについても、いま皆さんは大きな夢を持って計画を立て、多くの選択肢の中から自分の望むものを自由に選択することができる。何を学び何をしたいかをすでに決めている諸君には、その状況を祝福し、初志の貫徹を祈りたい。しかし、新入生の中にはこれからの生活の内容をまだ描きかねている人も結構多いのではないか。

そこで本題に入ろう。そのような諸君に対して、これまでの人生において基本的な財産のほとんどを学生時代のラグビーから得たと確信している一人の人間として、また一人の先輩として、今あらん限りの大きな声で「ラグビーをやろう」と呼びかけたい。ラグビーを知らない人には信じてもらうほかないが、ラグビーを長く続けた人が気づいているのは、ラグビーの神髄と人生の真理とは驚くほどに共通している、ということ。

ほかのスポーツにも多少当てはまるとはいえるが、ラグビーは、その第一に、平素の反復的な鍛錬こそが、ことに臨んでの瞬時の判断力の源となる。第二に、好機を捉えて障碍を突破するには、エネルギーの瞬発を必要とする。第三に、努力の持続には、肉体だけでなく、心の強さと健全さが必須の支えとなる。第四に、「個」が輝くとき実は「全体への奉仕」がその背景をなしている。

ラグビーに打ち込むと、頭よりもむしろ身体がこうした真理を自然に感じ取る。感じ取ると同時にこれらの真理に沿った体力と知力が少しずつ自然に身についていく。そうして、苦楽を共にするラグビーの生活の中で、本当に信頼できる友人、年を重ねていつまでも肩を組んでいきたい先輩や後輩に必ずや巡り合う。

これまでラグビーに特段の興味を感じてこなかった人、ラグビーについてまだほとんど知識のない人たちになんとしてもこのことを知ってもらいたい。そして、ぜひとも一橋ラグビーの一員となって活躍してほしい。







 




 

Message from OBs

 

 

一橋のラグビー部には86年の歴史と引き継がれた伝統があります。このスポーツの持っている連帯感を肌で感じ、卒業後も各界で活躍しており、週末にはラグビーを楽しみ、学生の試合の応援に喜びを感じております。ラグビー部およびOBは君達を待っています。

前如水会事務局長 山本千里 (昭和31年卒)

昨今の不透明な時代の推移の中にあって、全力で立ち向かいたいという闘志があり、ぶつかり合いに興味のある新入生は一度、 ラグビー部の門をたたいて欲しい。いまや、<偽>の横行する中で、<信>の一字を追い求めつつ、謙譲の美徳、礼を追う我が一橋ラグビー部の集団で、人間性を磨き合う機会を共有したく、勧誘するものである。

元・三国コカコーラ監査役 相良達也 (昭和29年卒)

ラグビーは、きつくて、汚く、危険なスポーツといわれておりますが、筋力が少ない高校生にとってはそうかもしれません。しかし大学では科学的に筋トレをしつつ技もコーチ、先輩から伝授されますし、今春から人工芝で練習や試合もできますので3Kを克服できます。その過程で大脳を支える脳幹が鍛えられて大学時代最大の収穫となります。新入生の皆さん、3Kで脳幹を鍛えて社会に会社に貢献できる礎を造ってみませんか。

外国公認会計士 白土種治 (昭和39年卒)

新入生の皆さん、キャンパスライフへの期待が胸いっぱいのことと思います。大学時代という人間形成にとって重要な時期には、一つのことに打ち込むことがとても大事です、皆で一つの目標に向かって突き進むことであれば尚一層素晴らしいことだと思います。

来たれよ、我がラグビー部へ

味の素 高藤悦弘 (昭和54年卒)

「ラグビーかじった経験者あるいは好きな奴来たれ

されば幸多からん」

入部後の活動内容を確認すれば、

大学生活をラグビーを中軸に、されどラグビー一色でなく、

キャプテンオブインダストリーとして成長すること請け合いです。

三井住友銀行 大石晃慶 (昭和61年卒)

「大学生活」の中心に「楕円球」をおいてみませんか。そして、その「楕円球」と苦楽を共にしつつ、勝つ喜び、負ける悔しさを味わい、貴重な4年間を2倍にも3倍にも有意義なものにしましょう。

三菱東京UFJ銀行 岩崎昭宏 (昭和54年卒)

ラグビーの一番の魅力はどんな人でも活躍のチャンスがあることです。足が遅くても、手足が不器用でも輝けるチャンスが15個のポジションのどこかにあります。我がラグビー部で自分の可能性を最大限に発揮してください。

住友商事 石嶋拓海 (平成18年卒)

人よりちょっと長い大学生活に、最後まで生活の芯を提供してくれたありがたい場所です。現役からOBに立場を変えても気軽に行ける、迎えてもらえる場所というのは素晴らしい財産だと思います。

グラウンドで会いましょう。

電通国際情報サービス 高場俊明 (平成16年卒)

ラグビー部は『本当のTEAMとは何か?』『TEAMが一つになったとき発揮される力』を体感できる貴重な場。仲間を信じ、一つになり、死に物狂いで試合に臨む感覚は最高です。少なくとも僕は人生最高の経験ができました。

三井物産 夏目貴仁 (平成19年卒)